ワイヤークロッシェとは
毎週月曜
午後4:30

ワイヤークロッシェとは、かぎ針で極細ワイヤーを編んでアクセサリーを作る技法のことです。
編み物は世界共通、ワイヤークロッシェも日本だけでなくいろいろな国で楽しまれています。
素材は銀や金、銅や真鍮といった金属。柔らかく加工された極細ワイヤーをかぎ針を使って編み上げていきます。金属なのに糸の様に軽く柔らかな仕上がりのアクセサリーが完成します。
編み物の楽しさと、ワイヤーワークの面白さが一度に体験できるワイヤークロッシェ。
こんな方におすすめします。
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欲しいアクセサリーが売っていないと感じている方
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今までアクセサリー作りとは無縁の方
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かぎ針編みを諦めてしまった方
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新しいアクセサリーの技法を探している方
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編み物が大好きな方
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手作りが好きな方、趣味を探している方
まずはお気軽に体験からスタートしてみてくださいね。
「サニーサイド」にこめた想い
毎週火曜
午前10:00

趣味を見つけようと入会したのはカルチャースクールの銀粘土のお教室。
資格を取り、指輪の販売サイトを立ち上げて作家活動をスタートしました。
当時生まれた娘の名前からつけたブランド名が「サニーサイド」。
あちこち動き回るようになった娘をみながら銀粘土を扱うのは至難の業。そんな時に出会ったのがワイヤークロッシェです。銀線をかぎ針編みしアクセサリーを作るテクニックに、編み物が好きだった私は夢中になりました。講師になった翌年、地元情報誌に講座が掲載されたことをきっかけにブレイク。一度のレッスンで常時10人以上に対応し、クラスを増やしても増やしてもキャンセル待ちが続くほど。しかし、経験が浅かった私は、基礎レッスンを終了した生徒さんたちへのフォローが出来ず、常に新規の生徒さんへの対応にばかり奔走していました。
そして気づいたときには、リピーターもいない、集客に苦労する閑散とした講座となっていったのです。
このままでは材料費も払えない・・・と追い詰められた私は、ある日図書館で「女性起業家向けセミナー」のちらしを見つけます。受講料は3,000円で、起業についての基礎を診断士の先生方が教えてくれるというもの。ここは基本からきちんと勉強してみよう、と藁にもすがる気持ちで申し込みました。起業に必要な基本の事業コンセプトや客単価、利益の出し方等について学びました。
趣味からいつの間にかスタートしていた私には目から鱗のことばかり。でもひとつひとつがとても楽しく、これからはきちんと向き合って、趣味ではなく「仕事」にしてみよう!と思うようになりました。
その当時、ちょっとしたかぎ針編みブームがありました。セミナーで「何でもやってみた方がいい」と勇気をもらっていた私は、ハンドメイドを扱う各出版社さんにメールで訴えました。編み物は毛糸だけではありません!金属を編むというクラフトもあるのです!と。
しばらくして、一通のメールが届きました。「ワイヤークロッシェのアクセサリー」を出版してくださった文化出版局さんです。
まさか文化さんから書籍が出せるなんて・・・!と、私より喜んだのは母でした(笑)。
書籍はとても評判になり、表参道に構えたシェアオフィスでのレッスンは順風満帆。
満席のレッスンが続き、長く継続するリピーターさんも定着してきました。2冊目の書籍も出し、CMのお仕事も。起業家向けのセミナーにも講師として登壇しました。
場所柄海外からの生徒さんも多く、バラエティーに富んだレッスンを開講していました。・・・しかし、ある日を境にまた閑散としたお教室になってしまったのです。
2020年、新型コロナウィルスの蔓延です。
レッスンは一つ残らずキャンセルに。
百貨店は臨時休業、または時短営業となり、展示の機会も全くなくなりました。
それでも家賃や諸経費は払わないといけません。パートも始めました。
生まれて初めてオンラインにもチャレンジしました。作家仲間とオンラインで話し合い、励まし合い、ポッドキャストでいろんな業界の人たちにインタビューしたりと歩みを止めることなく活動は続けてきました。以前の起業家セミナーで先生に言われた言葉が「決して辞めないで続けること」。
それを忘れずに暗闇の中を必死に進み続けました。
コロナになり、生きることが優先され、不要不急なことは全てが後回しになりました。
そうして過ごしていくうち、もちろん健康が必要なのは大前提ですが、人生にはやはり自由な時間が必要だとはっきり気づいたのです。
本を読む。映画を見る。音楽を聴く。ものを作る。
自分のために自分の時間を使うこと。ただ無心に楽しむ時間を持つことで前に進んでいけるのです。
もう一度、初心にかえってスタートしてみよう。
決心した私はシェアオフィスを卒業し、2021年に世田谷の奥沢というところにアトリエを移転しました。
通うのに便利なように、1階で最寄り駅からは2分の距離。小雨なら傘もいりません。
表参道のような華やかさはありませんが、すぐ近くには木々に囲まれた神社や緑道があります。
自由が丘が思いのほか近く、お散歩がてら歩いて通われる生徒さんも。
1レッスンは4名以内で、しっかり向き合える様になりました。
拡大鏡が必須のお年頃になりましたが、それもまたご愛嬌。皆で見えない見えないと楽しんで(苦しんで?)います。
活動歴も20年を超えました。いろいろなことを経験してきましたが、ワイヤークロッシェ熱は全く冷めることなく続いています。初めてくさり編みを編んで作品作りをした時の感動を、まだまだ伝えていきたいと思っています。「金属を編んだらアクセサリーができるなんて!」いやいや、本当に楽しいんですよーワイヤークロッシェ!
サニーサイドのお教室のモットーは「着けて楽しい、作って楽しい」。
自分だけのアクセサリーを自分で作り上げる喜び。完成させる工程の楽しさだけでなく、ものづくりが好きな仲間との楽しい時間もお教室の醍醐味です。
講師として、持てる技術は余す所なくお伝えし、楽しかった!上手に編めた!の一言をいただけるよう、常にアンテナを張ってこれからも精進してまいります。
ブランドマークにこめた想い
毎週土曜
午前11:30

デビュー当時の太陽マークから、今は左の王冠のようなロゴマークになりました。
ワイヤーをしなやかに編む様子、そしてお教室で生徒さんたちと並んで楽しく編んでいるような様子をイメージしてデザインしていただきました。
生徒さんだけでなく、ものづくりを愛する皆がつながっていけるよう、活動を続けています。
(サニーサイドのロゴマークは商標登録済です。登録第5903006号)